想いをうたに
「現実」
作詞・作曲 KanChan
1.僕は鳥になりたかった
誰からも見下されない
なのに僕は土のうえを
這(は)い蹲(つくば)るケダモノ
僕は雨にうたれながら
灰色の空の下(した)
野たれて生きている
夢に急(せ)かされ
崖の頂上(てっぺん)から
つばさのない現実を
思い知らされている
2.僕は花にあこがれてた
誰からも好かれる花に
だから僕は泣きたくても
泣かない仮面つけた
僕は空を仰ぎ見ながら
夢なんて絵空事
「気休めなの?」と訊(き)く
夢で終わればいい事だってある
侮(あなど)れない現実に
僕は試されている
3.夢にあやされ甘えるよりも
傷だらけの現実を
僕は受けとめてゆこう