歳月記

「揺れる日々」


1.投げかけられた言葉の重さに
  たえきれず倒れてしまいそう

  大丈夫と云えぬ我が身に
  大丈夫の笑顔を返している

  たより続ける訳にもいかず
  されど独りでは歩めもせず

  どっちつかずの毎日に揺れている
  どっちつかずの毎日に疲れている


2.力があればたやすいことでも
  できなくて思わず泣けてくる

  なぐさめなど呑み込めなくて
  強がるほど惨めな私になる

  たより続ける訳にもいかず
  されど独りでは闇は明けず

  どっちつかずの毎日がまた暮れる
  どっちつかずの毎日が今日も過ぎる